ピカソ
2017年10月2日
こんにちは。院長の中野です。
先週末の土曜日の午後を不在にさせていただいて、土日の二日間、
安東先生の歯周外科のセミナーに参加してきました
このセミナーでは、
進行してしまった歯周病を治療する際に、普通の歯石取りだけでは、改善しない場合に
外科的に歯周病を治療する方法があるのですが、その術式について、基礎的なことの確認
を行ってきました。
その中で「ピカソの30秒」という話がありました。
昔、ピカソが歩いている時に1人の女性が小さな白い紙きれを出し、ファンだから絵を描いてほしいと
頼んだそうです。
そうすると、ピカソは30秒程で絵を描いて「この絵の値段は100万ドルです」と言ったそうです。
驚いた女性が「たった30秒で書いた絵が100万ドルするのですか?」と聞くとピカソは、こう答えたそうです。
「いいえ違います。30年と30秒です」と。
つまり、その30秒の絵を簡単に描くまでに30年の月日の積み重ねがあったのです。
私たち歯科医師も、技術者の側面があります。
一つの治療を安全で確実に、しかも手早く行うには、日々の鍛錬の積み重ねである
と教えて頂きました。
少しでも、良い治療を提供できるように努力していきたいと思えた、セミナーでした